PCエンジン互換機おすすめ2選!Analogue DuoとRetroN GXを比較
1987年にNECから発売された名機「PCエンジン」は、レトロゲームファンから今も高い人気を誇ります。その豊富なゲームラインナップや独自のグラフィック性能は、当時のゲーム業界を席巻しました。2025年現在、PCエンジンのゲームを現代のテレビやモニターで楽しむための「互換機」が注目されています。
本記事では、最新のPCエンジン互換機「Analogue Duo」と「RetroN GX」について、発売時期や価格、性能、ユーザー評価などを詳しくご紹介します。
Analogue Duo|FPGA技術で完全再現された高性能PCエンジン互換機
特徴
- 対応メディア:HuCard、CD-ROM²、Super CD-ROM²、Arcade CD-ROM²、SuperGrafx
- 映像出力:最大1080p対応(HDMI)、スキャンラインや縦横比調整可
- 音声出力:48KHz / 16bitの高品質サウンド
- コントローラー互換:オリジナル端子に加え、USB、Bluetooth、2.4GHzにも対応
- リージョンフリー:日本・北米版ともに対応
- ファームウェア更新:SDカードスロット搭載でアップデート可能
発売情報
発売時期:2023年発売
参考価格:64,800円(税込)
評価・レビュー
Analogue Duoは「PCエンジン互換機の決定版」として、非常に高い評価を受けています。特に、ソフトウェアエミュレーションでは実現しにくい正確な挙動や、遅延の少ないゲームプレイ環境が魅力です。高価ではありますが、熱心なレトロゲーマーにとっては最良の選択肢です。
RetroN GX|手頃な価格で楽しめる入門向け互換機
特徴
- 対応メディア:HuCard(TurboChip)のみ
- 映像出力:720p(HDMI出力)、4:3および16:9の切替可能
- 便利機能:クイックセーブ、巻き戻し機能(最大12フレーム)
- コントローラー:USB接続対応、専用コントローラー2個付属
- 非対応:CD-ROM²、SuperGrafx、EverDriveは使用不可
発売情報
発売時期:2025年5月予定
参考価格:約14,400円(税込)
評価・レビュー
RetroN GXは、価格を抑えながらも基本的なPCエンジンタイトルが楽しめる点で評価されています。初心者やライトユーザー向けのモデルとして人気が高まりつつあります。ただし、対応ソフトの制限があるため、マニアには物足りないと感じるかもしれません。
Analogue Duo vs RetroN GX 比較表
項目 | Analogue Duo | RetroN GX |
---|---|---|
互換方式 | FPGA(ハードウェア再現) | ソフトウェアエミュレーション |
対応メディア | HuCard / CD-ROM² / SuperGrafx など | HuCard(TurboChip)のみ |
最大解像度 | 1080p | 720p |
価格 | 約64,800円 | 約14,400円 |
コントローラー | USB / Bluetooth / 2.4GHz対応 | USBコントローラー2個付属 |
評価 | 高再現性で上級者向け | 安価で初心者向け |
まとめ|あなたに最適なPCエンジン互換機はどっち?
高精度な再現性と幅広いソフト対応を求めるなら、やはり「Analogue Duo」が最適です。一方で、コストを抑えて気軽にPCエンジンの名作に触れたい方には「RetroN GX」がおすすめです。
どちらの互換機も、それぞれのライフスタイルやゲームプレイのスタイルに合った選択ができる魅力的な製品です。2025年は、PCエンジン互換機の新時代とも言える年。お気に入りの1台を見つけて、あの懐かしの名作たちを再び楽しんでみませんか?